いばらのムチ -鞭の自作-

自分だけのオリジナルの鞭を自作しよう。

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ブルウィップ2本目です。

毎日暑いですね。 ロンドンオリンピックが始まり、 連日のガンバレニッポンコールで、 さらに暑さが増している今日この頃です。 さて、長鞭もいいのですが、 部屋の中でも気軽にクラックの練習ができるよう、 短めの鞭がほしいところ。 そういうわけで、 2本目は4~…

ウィップホルダー

あると便利なウィップホルダー、 というより、 ないと不便だったので急遽作成。 ベルトに装着できるタイプではなく、 巻きつけてボタンで留めるだけの簡単なものです。 ブルウィップを作ったときのハギレで作ってます。 ハトメ抜きで革に穴を開け、 ホック打…

8-foot 12-plait ブルウィップの完成

いよいよ仕上げです。 ブルウィップの先端にフォールとクラッカーを取り付けます。 取り付け方については1つ前の記事にまとめました。 最後にブルウィップの本体にシェラックコーティングして、 8-foot/12-plait ブルウィップの完成です。 手に持つと少し重…

フォールの取り付け&クラッカーの取り付け

この記事で作ったフォールをブルウィップの本体に取り付けます。 フォールへの結び方は何種類かあるんですが、 どれもややこしそうです。 とりあえず下の動画の# 3を参考にしながら、 1本1本のレースをそれぞれフォールに止め結びしていきます。 最後にぎ…

タークスヘッドを作ってみる

ハンドルのお尻にノット(結び目)をつけます。 今回作るのは「Turk's Head(タークスヘッド)」という結び方です。 ノットのためのレースは、 オーバーレイを作ったときに出た余りを使います。 ストランドをドロップしたら、 レースが結構余ってしまったんで、 …

オーバーレイを作る

オーバーレイはブルウィップの一番外側の層になります。 基本はベリーを切り出したときと同じように進めます。 ノギスで補助線をつけながら、 せっせとカッターでレースをカットします。 8foot/12plaitということでかなり長いです。 ストランドが12本と本数…

フォールを作ってみる

今日はフォールを作ります。 フォールの素材には主にwhitehideが使われるようですが、 日本語だと何に該当するのかよく分からなかったので、 他に色々見ていると、 ラティーゴとかブライドルもフォールに使われている模様。 革のキメがぎゅっと詰まった、 オ…

ベリー&ボルスターの取り付け

ブルウィップのレイヤー構造は中心から順に、 コア ベリー① ボルスター① ベリー② ボルスター② オーバーレイ となってます。 今回はこの内のベリー①~ボルスター②までを作っていきます。 まずは、この前作ったコアにべりー①を取り付けます。 ベリー①にプレイ…

レースを編む前の前処理 -べべリング

革のレースをべべリング(角を落とす)すると、 鞭の出来上がりの見栄えが良くなります。 べべリングすることで、ムチを編みあげたときに、 レースとレースが重なる部分がデコボコするのを抑えられるんですね。 べべリング加工は、レースを断面から見たとき…

コアの作成

ブルウィップのコアを作ります。 鞭本体作成の最初のステップということで、 しっかりと作りたいところです。 この大きなボルトをコアの芯にします。 先端のネジが切ってある部分は削って丸めました。 芯にする材料は、細長くて丈夫なものなら何でも良いよう…

ベリーをカットする

今日はカンガルーの革からベリーを切り出します。 カンガルーの革は牛革より小さいのであまり無駄にはできません。 なるべくロスのないように使いたいところです。 一応頭の中ではどうやって切ったらいいのかイメージはあるんだけど、 いきなり切るにはちょ…